7月18日(48)おとといに引き続き、子房柄が伸びているのを見つけました。それもこの前の子房柄のすぐ傍から。この調子でどんどん増えていって欲しいもの。花もひとつ咲きました。しかしこれも午後3時頃にはしぼんでしまいました。最近、大きな鉢に植えかえした当初に比べて土が減ってきたような、根本のあたりがスカスカしているような感じがしていたので、少し土を足してみました。
オレンジ色の矢印で示したのが、以前紹介した子房柄で、黄色い方が新しい子房柄。長さが随分違います。
7月19日(49)もうすぐ梅雨明けですかね、曇っていますが暑いです。今日、咲いた花はなし。でも順調に葉っぱが増えている様子です。また、虫食いのように穴の開いてしまう葉っぱも見かけなくなりました。 これは、植物の基本かも知れず、それを気に留めたことのなかった己の不明を曝すことになるのですが、葉っぱって、下の方ほど小さくて上の新しい葉ほど大きいですね。太陽の光を一杯にあつめよう!とする意欲が、とても感じられるのでした。 7月20日(50)今日は海の日。午前中弱い雨(でも空は明るかった)がありましたが、午後からいい天気になりました。梅雨明けも間近です。今日開いた花はひとつ。ゆったりと元気に開いているのを目にしたのが朝10時頃。写真は午後1時半頃のもの。全体に閉じてしまうのではなくて、花弁の端がカレンダーのようにくるくるっと内側に巻き込まれてきています。午後3時頃には完全にしぼんでいました。夕方には、しぼんだ花が下向きにうなだれてしまいます。 しわしわ具合はクレープペーパーのようです7月21日(51)朝から蒸し暑いです。今日も順調に育っています。新たに咲いた花はなし。でも葉っぱは、上へ、横へとどんどん広がりを見せています。土の中にもぐった子房柄も3本はあります。7月22日(52)梅雨明け目前で、すこし足踏み。今日も花はありません。上の方の茎に、不思議な虫がとまっていました。薄黄色のテントウムシ模様の体に薄緑色の細長いおまけがついていて、その先端は黒。大きさは1センチにも満たないくらいです。大人のテントウムシの一歩手前なのでしょうか?それとも全然別の虫でしょうか?ご存じの方、是非こちらまで。 この虫の近くにあった若い葉が少し食べられていました。柔らかい葉の方が好みなのでしょうか。7月23日(53)昨日の妙な虫は、見あたりません。穴ぼこだらけにされた葉がひと組(4枚)残されていました。朝7時半頃の時点で、開花直前の花を見つけました。花弁は、どれもゆったりと内側に巻き込まれた状態ですが、花全体としてはまっすぐ空に向かって立っています。これから咲くぞぅ!という意欲が感じられます。今までの観察から考えて、お昼前後にはばっちり開くことでしょう(無念、その頃は家に居ません)。 虫食いになった葉を載せようと思ったのですがなんだか忍びなくて、つぼみの写真です7月24日(54)もう梅雨明け?ものすごく暑く、水をやってもすぐ土が乾いてしまいます(ピーナッツは水はけのよい状態の方が好みらしいです)。今日の花は、ありません。昨日の虫食い葉、さらにすごいことになっていて、半分くらい穴が開いていました。ふと葉の裏を見ると、7月4日に報告した透き通った虫が2匹、澄まし顔で休んでいます。彼らと、22日の斑点付きの虫との関係は定かではありませんが、コイツらがピーナッツの葉を食べているのはほぼ間違いありません。穴のあいた葉は、むしってしまいました。 ピーナッツは花の咲いた後「子房柄」というものができ、それがするすると地面に潜って、地中で実を結ぶということまでは、お勉強の結果わかったのですが肝心の「子房柄」とはいったい何なのか、まだよく理解できていませんでした。ここ数日来観察できている、赤茶色がかった茎のようなものが「子房柄」ではあるのですが、いったい茎とどう違うのか・・・ 今日は、地面に潜る途中の子房柄をじっくり見ることが出来て、少しイメージがつかめてきました。写真を見てもらうとわかると思いますが、閉じてしまった花とその付け根の部分はそのままで(若干萎れ気味)、どうやらその付け根と茎とのジョイント部分が大きくなり、ニョキニョキ下へ下へと伸びていくようなのです。今までは「花」がストレートに地面に潜っていくと考えていたのですが、ちょっと違うようです。 これでも見づらいですが、下の鈍いオレンジ色の塊がしぼんだ花です。花にくっついているひょろひょろと頼りない茎に続いて、立派に伸びているのが「子房柄」です。 |
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