9月5日(97)

昨日のにっきを更新したのは午前中だったのですが、昼過ぎとんでもないモノを見つけてしまいました。

葉っぱの下に、竹のようなものがくっついているなと思って、シャベルでつんつんとつついてみたところ、なーんとまるまると太ったあおむし。地中で肥大を続けるピーナッツくんよりもずうっと大きく、長さも5センチはゆうにあろうかというシロモノ。そういえば最近若い葉が、茎のあたりまできれいに虫食いにされることがあるなと思っていました(明らかにツマグロオオヨコバイの食べっぷりとは違うのです)。足は前の方に小さいのが6本。さらに、おしりの方にある2つの突起が後ろ足のような役目をしていて、巧みにバランスをとっています。

遊びにきた友人に頼み、割り箸で挟んでよそのお庭の植え込みに移してもらいました。

sep 5
気持ち悪くて写真は撮れず。記憶を元に絵を描いてみました。

9月6日(98)

ツボ庭の子房柄、なかなか地中にしっかりと入り込んでくれません。土をかけてもすぐに出てきてしまいます。位置としては問題ないと思うのですが。
心配になり引っぱり出してみたところ、先端からすこし上で、白い繊維状に裂けていました。これは一体何を意味するのでしょうか?

sep 6
下は私の指です

9月7日(99)

久しぶりに蒸し暑い朝。
もうこのにっきも明日で100日目ですね。よくここまで続けられたものです。ツボ庭子房柄のようすは、あまり進展がありません。昨日と同じく、たてに細く裂けています。もうダメかも知れません。まあ、他の子房柄たちはすくすくと育っている筈なのでそちらに期待を向けましょう。

sep 7
葉は相変わらず、すこしずつ増えています

9月8日(100)

最高気温が30度を超えて、蒸し暑かったです。とうとう種を植えてから100日経ちました。

ここで残念なご報告。ツボ庭子房柄の様子、どうも良くない方向へ向かっているみたいです。先が細く裂けていることに加えて、茎からだらんと伸びている長い部分も張りがなく、細くひからびたような手触りになってしまいました。せっかくいいアイディアだったと思ったのですが、せめてここまで伸びる前にやってやれば良かった・・・。栄養のある土を目指してひたすらに伸び続ける、その間にエネルギーを使い果たしてしまったのかも知れない。

さて我が家で発芽した4つの芽のうち、3株は実家の母親の所に里子に出しました。それが6月の終わりのこと。ところが、最近欲が出てきてそのうちの1株をまた引き取ってきて、我が家で育てているのです。(もし何かあって観察が続けられなくなったときのおさえの気持ちもあったかも?)これは発芽の時期がかなり遅かった株で、まだ茎からわずかに盛り上がっただけの子房柄もあります。そしてこちらにも、鉢の口径をはみ出た位置に伸びようとしている子房弊が2本見つかりました。長さはまだ5センチくらい、紫がかった茶色で太さもしっかりしています。この2本にツボ庭方式を試すことにしました。

sep 8
容器は100円ショップで買ったハーブ栽培キットのもの。植木鉢のへりに乗せて、横からガムテープで止めてあります。

9月9日(101)

新たにツボ庭方式の実験対象となった2本の子房柄、しばらくは彼らに焦点を当てて観察をしていきたいと思います。

5センチほど伸びた子房柄の先っぽ1センチほどが、土に潜ったせいか緑がかった白になってきました。ほんの少し柔らかくもなったみたいです。

sep 9
ピンクのツボ庭、水色のツボ庭ともに成長の早さは同じくらいです。

9月10日(102)

子房柄の先端部分は、色合いこそ昨日とあまり変わりませんが白い部分が少し太くなってきたような(気のせい?)。ここからピーナッツの実になっていくのですね。今度のツボ庭方式は上手くいきそうです。
一方、初代ツボ庭(ペットボトルタイプ)は、今日はもう目も当てられないような寂しい状態に。さびた針金のような色でひょろりと垂れ下がり、触ってみても張りがなく、完全に枯れてしまったことがわかりました・・・

sep 10
あまりいじくり廻してもいけないんだけど、つい様子を見たくなります。

9月11日(103)

雨上がりで蒸し暑い朝。
新ツボ庭実験は、ほんとうに上手く行きそうです。空気中に出ている部分を触ってみても、みずみずしくてしっかりしているし、あまり無理な姿勢をとることなく土の中に入り込めています。

さて、順調な経過の一方で、失敗もちゃんとご報告しなくてはいけません。例の初代ツボ庭方式はやはりダメでした。水分は全く感じられない、ひからびた麻紐のようになって茎からぶらさがっています。
sep 11
こんなに長く伸びてくれたのに、土に潜るための手助けをしてやるのが遅すぎました


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