10月24日(146)

昨日に引き続き、快晴。布団も洗濯物も干し放題。

昨日収穫したピーナッツ2号、抜いた後の鉢の上に放っておいて乾燥させようと考えていたのですが、鳥などにいたずらされると困るので、室内に広げておくことにしました。

oct 24

昨日に比べて、アッという間に莢が乾いて縮こまった感じがします。大きさも一回り小さくなったみたい。葉の方は、まだみずみずしさが残ってるようです。

このまま干して、葉っぱが完全に茶色になってしまった頃莢をもぎとるつもりです。




さて

先日お話ししたとおり、これにて「ピーナッツにっき」は幕とさせていただきます。(今後若干の変更を加え、サーバーには残しておきます)

長いようで短かった5カ月弱の栽培期間、そしてホームページの形にまとめてからの4カ月。
毎日(?)見て下さった皆さん、貴重なご教示を下さった皆さん、リンクをさせていただいたサイトのwebmasterの皆さん、取材に協力して下さった皆さん、その他ピーナッツと筆者を応援して下さった皆さん、本当にありがとうございました。

初めに書いたように、ピーナッツの種を手に入れたのはインターネット上で見つけたあるお菓子メーカーのプレゼントコーナーでした。“ピーナッツを家庭で栽培してもらい、収穫できた時の写真でコンテストを行います”という主旨の企画だったのです(もちろん応募します)。

最初は、毎日1枚ずつ写真を撮ってそれを収穫の日まで続け、全部の写真をぱらぱらマンガのように繋げてQuickTimeMovieを作ろうと考えていました。それが、たまたま見つけた「ヒヤシンス君の部屋」 という、水栽培の観察記録を毎日つけているサイトにグラッときて一念発起、ホームページに方針を改めたのでした。

筆者はもうひとつ、98年の5月から「SITE MINIMINI」というハムスターのホームページもやっているのですが、そちらは、思い入れたっぷりに作り込んでしまったせいで、なかなか頻繁に更新できず(更新する時は、必ず質、量ともまとまったものを載せないとイケナイ、みたいな制約を自分自身に設けてしまっていたのです)にいました。
しかし、「日記」ならば、そう構えずとも毎日少しずつ更新していけるテーマだろうなと感じたのも「ピーナッツにっき」を始めた動機のひとつです。

(ひとつのことを集中して続けていると、時にその対極をいく何かを試してみたくなるものです。長谷川町子でいうと「サザエさん」に対する「いじわるばあさん」のように)
ですから、「ピーナッツにっき」はシンプルな作りに徹しました。

ピーナッツを育てるようになってから、芋蔓式にいろんなことに興味が出てきました。普段何も考えずに口に放り込んでいたピーナッツについては勿論、園芸や野菜作りのこと、虫のこと、料理のこと、果ては中国語の読み方のこと・・・

取材と称していろんな場所に遊びに行ったり、未知の方にお便りを出すこともあったし、調べものの為に今までまるで縁のなかった本を手にすることもありました。また、ホームページの形にしたことで、いろいろな方とお知り合いになることも出来ました。

ごく些細なとっかかりが、さまざまな広がりを見せることはあるものです。

「種を交換しよう」のページで紹介している"Seed Exchange Ring"を通じて交換していただくことになった、秋蒔きの種が先週末手元に届きました。ピーナッツは終ったけれど、ピーナッツを通して自分の中に生まれた新しい世界は、形を変えて続いていくのでした。

作物としてのピーナッツ、日本や世界の食文化の中のピーナッツ、などもっと調べたいテーマはいろいろあるのですが、それはまた機会を改めて。

それではみなさん

farewell?

さーよ おーなーら〜



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オヤオヤ?紫色のウサギがまだいるよ

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